昔のロクナナ

私が昔一年程乗ってたロクナナです。２１年前ですね。。。。皆さんその頃は何をしてましたか？
まだ生まれてなかったなんで言わないでください(笑）。
毎回オリジナルコンディションの車を紹介してますが、私も若い頃はコテコテにいじった車が大好きだった頃があり、車高が低くないと車じゃないと思ってた頃がありました。　線路を斜めに横切ったりタバコの箱が入らないと喜んでた頃でもありました。日本からきた元ヤンキー留学生と仲良くなり、その人に影響されちゃったというのが大きかったかもしれません(笑）。そうですよね、原田君。
エンジンはフルメッキのデュアルデロルト、大きなスピーカーとアンプを搭載し、週末はダウンタウンに繰り出しクルージング。次は何をしようか毎日HOT　VW　と　TRENDを見ながらワーゲンの事ばっかり考えてました。　
私のワーゲン師匠（RON　TWEEDY)みたいな方がいて、彼のショップには毎日のように通いエンジン下ろしたり、削ったり、溶接したり、壊したりする幸せなワーゲン生活を送ってたのですが、　RONはいつも首を横に振りながら何でそんなもったいない無駄な事するんだって言われてました。　オリジナルの三角窓をワンピースウィンドウにする作業をしてた時にはもうお前にはもうショップは貸さないとまで言われたことがあります(笑）。 カリフォルニアに移住してからも最初はジャンボリーで賞をもらえる位のコテコテ　キャルルック仕様に乗ってたのですが、　飽きてきたのか、年をとったのか分かりませんが師匠に何時も言われてたオリジナルに勝る物は無いという言葉が分かるようになっていったんですね。お金と時間をかけまくっていじった車よりもフルオリジナルの方が全然調子良くて快適だし深みもあるじゃん、みたいな。。。今でもバランスの取れたカスタムは好きですけどね。　
まあ人それぞれ好みと価値観は違うし何がベストとは言えませんが自分の好きな車に乗って好きな事を考え、同じテイストを持った仲間達とああでもないこうでもないって話してる時が一番幸せなのではないでしょうか。