Tuesday, October 10, 2017

港の新しいルール

今日も何時ものように日が明ける前に家を出ました。



スクールバスと通勤バス



今日も朝から港で陸送屋と待ち合わせ。
私の車ではありません。


一度戻ってから、名古屋向けに出荷予定の車をオイル漏れ修理の為ショップに搬入。


横浜向けですとオイルが下に垂れてる場合、オイル受けを取り付ければ船賃にプラス$300払って不動車として出荷できますが、  名古屋港、大阪港、苅田港は不動車扱いができない為、オイル漏れを直してきちんと走る状態でしか出荷できません。 

こういう所に駐車できればラッキーです笑。



不動車のベース車両という事になればコンテナ発送になります。もしくは横浜で通関切って、国内陸送で運ぶオプションもあります。 日本国内の陸送は皆さんが思ってる程高くはありません。
あと、コンテナで車を出荷するにはリスクが伴うという事も覚えておいて頂ければと思います。  
前にも書いたと思いますが、数年前に、大量の麻薬密輸(日本でも多きなニュースでした)が発覚してから 税関が非常に厳しくなっております。 車を載せたコンテナは税関の格好の餌食になります。一昔前ですと、よっぽどついてないと引っかかる事なんてありませんでしたが最近はかなりの確率で検査にひっかかります。 
コンテナが税関の検査に合うとどういう事になるかと言うと、港構内でコンテナを開いて簡単な検査だけであれば 約$1500、 更にX線などの検査が必要と判断された場合は別の検査場に持っていかれます。 そうなると最悪でございます。 一ヶ月から二ヶ月 待たされた上に$3000から$4000の追加費用が加算されてきます。 なので、コンテナ発送の場合は最悪の事を考えて十分に利益がのってる貨物、もしくはお客さんに事前に話しておいてから話を勧めて行く事をお勧めします。  もしくは同業者の車と40フィートコンテナをシェアして、利益率の高い パーツもたくさん積み込んでおけば、万が一税関に引っかかった場合の負担は減ります。

港の新しいルールというのが、今まで車載は無料だったのですが $150 追加料金という事になりました。 最大6点もしくは6箱まで(サイズと重量制限もあります)。 
なので$150 以内で航空便で送れそうな小物は航空便で発送したほうが良いですね。  
基本的にはどれだけ荷物を積んで送っても法律にはひっかからず税関も問題ないのですが、ロングビーチから出てる船を扱う船会社が決めたルールでございます。 ロスから一時間程北に走ったオックスナードから出てる船ですと、車載は無料で数も制限がなく問題は無いのですが、陸送費要がその分かかってしまうのと、港構内での盗難がよくあるのでお勧めできません。

出荷済みでございます。 


あっ、昨日ブログで紹介したバスのフロントサスペンションの航空便で送った場合の金額が分りましたので参考にして下さい。 オイルと泥が付いたパーツは事前にきれいにしてから持ちこみしてくださいと注意されました。。。ごめんなさい。。
成田空港までの費用と成田空港からDOOR TO DOORまでの費用です。

No comments:

Post a Comment